会期:2023年 9月15日(金)- 10月8日(日)
会期中の金土日開廊
13:00-19:00
Venue:FINCH ARTS
Artist:沖見かれん
オープニング・レセプション
9月15日(金)17:00-19:00
《landscape(day to night)》H180.0×W240.0 cm, 2022-23, 綿シーチングに油彩、蜜蝋、天然樹脂、黒鉛
この度FINCH ARTSでは沖見かれん個展「眼の先は島へ / 夏至、外縁」を開催いたします。沖見は風景と自己の関わりから絵画を制作しています。モチーフとなる風景は作家自身の感覚を取り除くために繰り返し描かれ、そこには淡い色彩から伺える抒情的なイメージに加え、水平線(運動)を意識した空間構成が現れます。本展では新作の大型絵画とドローイングにより、沖見の近年の取り組みを概観します。どうぞご高覧ください。
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薄い地表に位置した点は
浮遊し速度を保ったまま進む
(運ばれている)
運動は進行方向へ
眼の先は島へ
とるにたらない速さで
事実を観察するには十分な速さで
絵と風景を行き来しようとしている
・色は炎と水 それらの温度が相互しあって目に届けている
・色は運動によってなだらかな法則性を持って変化する
・丸あるいは楕円、それらが浮遊したときの外縁について(更に外縁の取り組み方)
・空気中にまう何かが遠くを遠ざけている
・軸を中心に点は進行方向に移動する
・観察者はみるために何かを排除してはいけない
2023年7月
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沖見かれん|Karen Okimi
1991年和歌山県生まれ。京都拠点。2023年 京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻 修了。風景と自己の関わりから絵画を制作している。主な展覧会に「floating point」(2kw gallery, 滋賀, 2022)、個展「水平線について」(ORIE ART GALLERY, 東京, 2020)など。2016年京都文化博物館で開催された琳派400年記念新鋭選抜展にてゲーデ・インスティトゥート・ヴィラ鴨川国際交流賞受賞。
「floating point」会場風景/ 2kw gallery 2022
《landscape(two ellipses)》H45.5×W33.3 cm, 2021-22, 綿シーチングに油彩、蜜蝋、天然樹脂、黒鉛
展示記録
©︎Karen Okimi, Photo by Haruka Oka, Courtesy of FINCH ARTS
Date:22/Sep/2023
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